2023年11月03日

にっぽん丸 初乗り記 その1 [東京有明埠頭」  

にっぽん丸 初乗り記 その1 [東京有明埠頭」  
乗ってきましたよ にっぽん丸に。ボクにとっては飛鳥(初代)以来の日本船クルーズだから歴史的出来事だ。今回は東京港から岩手の宮古、宮城の石巻をめぐって東京に戻る3泊4日のショートクルーズ。この日、にっぽん丸は折から東京モビリティショー(つまり自動車ショー)でにぎわうお台場の新設国際クルーズターミナルではなく、有明埠頭のはずれにひっそり接岸していた。(写真は本船でいただいた絵葉書を使用。今回のクルーズのものではありません)

にっぽん丸 初乗り記 その1 [東京有明埠頭」  仮設テントで乗船券をみせ簡単な手続きを済ませ、短いギャングウエイをすたすた歩いて二階デッキから乗船した。ホールには吹き抜けも無ければキラキラ輝く飾りもないが、整列したクルーたちの満面の笑みと明るい声が出迎えてれた。そう、外国人クルーの顔もまじえ、ちょうど温泉町の老舗旅館の玄関に着いたような、あの温かな雰囲気だった。

にっぽん丸 初乗り記 その1 [東京有明埠頭」  
ボクら一般客室の乗船受付時刻は午前10時からで、出航時刻は午前11時。まるでシールズの特殊作戦に参加したような忙しさ。とても下船して写真を撮ってるヒマはない。おきまりのボートドリルで甲板に招集されたときには曳き船が本船を引っ張りはじめていた。

それでも乗船口ではAPPというグループが賑やかな歌声で出航気分を盛り上げる。ボクは「伝統のドラ叩き」を撮ろうと待ちかまえていたが失敗した。定刻、にっぽん丸は有明埠頭を静かに出航、晴天の浦賀水道を抜け、野島崎をかわし夕焼けが美しい太平洋を北上。しかし夜は波が高まった。ボクらの部屋は3階だ。2軸のシャフトが回る振動と騒音に慣れるまで三日三晩必要だった。にっぽん丸のショートクルーズの話、これから数回続けます。




Posted by はじめ at 06:36│Comments(0)
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