2023年11月02日

にっぽん丸初乗り紀 その2 「ホライズン・ラウンジ」

にっぽん丸に乗る、とブログに書いたら、ちょっとしたハプニングが始まった。三郎さんが(ミー・ツー)と言ってきた。三郎さんは、もう長いことボクのブログの熱心な読者だ。気安く三郎さんと呼んでるが、お目にかかったことはないし、本当の名前も住まいもメールアドレスも知らない。まあ、にっぽん丸の中なら見つけられるだろう、とタカをくくり三郎さんの提案通り出航日の4時にホライズン・ラウンジで会うことにした。
にっぽん丸初乗り紀 その2 「ホライズン・ラウンジ」
4時少し前ボクはホライズン・ラウンジに行った。ここは7デッキの最先端にある展望サロン。ちょうど操舵室の真下にあたる。ここから前方を眺めていると船長の気分になれるので人気があるようだ。折から立派な体格の男性が正面席に座り双眼鏡を使っていた。(この人が三郎さんかな?)しばらく観察してから「失礼ですが…」と尋ねたが違った。まるでスパイ小説のMI6の連絡員になったみたいでドキドキでしてきた。

そして約束の時刻ピタリ、一人の男性が席を立ちボクの方に歩み寄った。「三郎さんですか?」「そうです」というわけでランデブーは成功。先ほどの双眼鏡の男性は、なんと三郎さんの知人で、やはり船好きのIさんだった。奇遇です。三郎さんもIさんも以前は船乗りだったそうで、今回は奥さんを残しての単身旅行。このあと船好き三人の話は大いに盛りあがった。
にっぽん丸初乗り紀 その2 「ホライズン・ラウンジ」

ホライズン・ラウンジでは無料でコーヒー紅茶が頂ける。この日、ボクの紅茶にはケーキまで付いてきた。嬉しくなって翌日もいったらコーヒーだけだった。どうやらサービス時間があるようだ。ラウンジの左舷側はバーでお酒が飲める。ただし有料デス。写真はホライズンに続く回廊。大きな丸窓が並ぶあそこです。秋野不矩さんの絵を思いだすね。(初乗り記 次回に続きます)



Posted by はじめ at 15:07│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
にっぽん丸初乗り紀 その2 「ホライズン・ラウンジ」
    コメント(0)